Case Study 導入事例

クライアントの声

JOIN(一般社団法人 移住・交流推進機構)様の場合

JOIN

参事 菊池崇史 様

テーマ 地域活性化事業「地域おこし協力隊」での起業支援講座
『地域おこしのためのビジネスモデルイノベーション』
対象 地域おこし協力隊

※地域おこし協力隊とは、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、都市住民を受け入れ、地域おこし活動に従事してもらい、あわせて定住・定着を図ることで、地域活性化を図っていくことを目的とする取り組み。
具体的には、地方自治体が都市住民を受入れ、地域おこし協力隊員として委嘱し、一定期間(おおむね1年以上3年以下)、地域おこし活動の支援、農林漁業の応援、住民の生活支援などの各種の地域協力活動に従事しながら、当該地域への定住・定着を図っていくもの。その活動の内容は自治体により異なる。
地域おこし協力隊ホームページより
http://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/about/index.html

何も知らない隊員に4時間でビジネスの組み立て方を教えてほしい

「地域おこし協力隊」の抱える課題と講座の目的を教えてください。

菊池様
地域おこし協力隊任期終了後、その地域に定住する人は5〜6割にのぼります。隊員の約8割が任期終了後も任地に定住したい、その内3割が、起業して定住したいという希望をもっているのですが、実際に起業できているのは10%未満です。起業希望者を支援するために、起業に特化した研修を実施することとしました。
今回、約70名の隊員が参加しましたが、「損益分岐点を知らない」という人が半数を超えていました。かと思えば、大企業での勤務経験もあるような人もいます。そんなレベルがバラバラな方たちに、一度に講義をしていただけるような先生は小山先生しかいない、とご推薦いただき、今回の勉強会が実施できました。
全日程の中で、小山先生には初日の4時間を使って、「ビジネスモデル」の観点から事業化についてのお話をしていただきました。そのなかで、「損益分岐点」についても、ものすごくわかりやすくご説明いただいて、「とても良かった」という声が多かったです。

隊員の心が動いた最後の挨拶

講座の成果としてはいかがですか。

菊池様
あの勉強会の翌日に、総務省主催の「地域おこし協力隊全国サミット」というイベントがありました。協力隊のみなさんが集まり、総務省や他団体の方がいらっしゃる前でプレゼンをするのですが、研修会に参加した何人かの方が、今回の研修会が大変ためになったというお話をされていました。
なかでも、おひとり、すごく熱いプレゼンをされた方がいました。南あわじ市に滞在している男性ですが、「昨日までの勉強会で、いちばん感銘をうけたのは小山先生の最後の挨拶だった。われわれは、いったい何を残せるか? それは【生き様】なんだ、という話に感動した。一定期間、縁もゆかりもないところでがんばって、地域に馴染めずうまくいかないことも多い中、こんなふうに言ってくれる人がいるなんて、と思うととても嬉しかった」と涙ぐんでいました。
あの方の話を聞いて、主催した私たちも、こんなに心を動かす研修会ができてよかったと改めて思いました。

私(小山)自身も、石巻を中心に活動する中で、起業、事業化する上で考えるべき「ビジネスモデル」について全然知らない人が知ることのインパクトの大きさを感じています。

菊池様
こういった研修会は、自治体職員にとっても聴いたことのない話でした。参加者からも小山先生のアイデア発想のお話やBMGを活用した講義は大変わかりやすく、飽きさせない時間設定で教えてもらえたと好評でした。

今後の教育のモデルとなる講演だった

今後の展開を教えてください。

菊池様
協力隊の隊員数は平成25年度末で978名。この数年で倍以上増えていますし、今後もどんどん増えていくと思います。
応募する若者も増えてきている中、隊員の任期終了後いかに地域に定住してもらうか。そのための課題をいかに解決するか。その自治体と本人以外の力がぜったいに必要です。
受け入れを行う自治体、サポートする組織、体制の整理を含めて、提案していきたいと思っています。今回の勉強会は、その良いモデルとなりました。
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